【テーマ】
今回のテーマは「災害と自治」とし、背景のテーマは昨年度に引き続き「事前復興」。
【趣 旨】
「被災後」であれ、「被災前」であれ、「復興」という趣旨であろうと、「予防」という趣旨で
あろうと、それはあくまで「まちづくり」であり、住民が主体的に進めるべきものである。
すなわち、その行為は自治活動そのものであり、外部の支援を受けるにしても主役たる住民(現在~
将来の住民を指す)の意向を反映させなければならないが、事後対応になると担保できない恐れがある。
昨年度のシンポジウムで「事前復興」を考えたことを踏まえ、では、どのようにその仕組みをつくる
べきかを考える場としたい。
【開催日時】
2015年2月28日(土曜日) 13:00~17:00
【開催場所】
中土佐町民交流会館 多目的ホール(高知県高岡郡中土佐町久礼6584-1)
【プログラム】
13:00~13:05( 5分) 開会行事
13:05~14:35(90分) 基調講演
14:35~15:45(70分) 報告2本(被災地の住民として、被災地を支援する側として)
15:45~15:55(10分) 休憩~設営
15:55~16:55(60分) パネルディスカッション(講師陣+県内自治体職員or住民)
16:55~17:00( 5分) 閉会行事
17:00 終了
【講師及び報告者】
○沼田 良 氏
東洋大学法学部教授
・意図
自治基本条例からのアプローチにこだわるものではないが、自治という視点で
災害に対峙する姿勢を学ぶ。
・プロフィール
http://ris.toyo.ac.jp/profile/ja.Xs.rcKcJZ4iDBFa7ODjTFg==.html
・大災害時における政治・行政・自治体のあり方
http://jichisoken.jp/publication/monthly/JILGO/2011/12/rnumata1112.pdf
○宮定 章 氏
阪神・淡路大震災まち支援グループ まち・コミュニケーション 代表
・意図
宮城県雄勝町で復興支援に携わっている。神戸の経験と東日本大震災被災地の支援の中からの
報告
・プロフィール
http://machi-comi.wjg.jp/m-comi/project/11/miyasada-info.pdf
○宮城県雄勝町住民
・意図
宮定氏の著(以下の資料)に登場する「このまま復興計画を実行すると、まちがなくなる!」
と相談に行ったという住民の思いを伺い、自治活動としての復興(あるいは予防)の必要性
を考える。
・三陸の被災地で見守る暮らしの再建
http://www.tamiyokondo-lab.jp/pdf/JSDRR130725.pdf