自治研全国集会は、1957年に山梨県で第1回が開催されて以降、50年が経過しました。記念すべき節目の集会を北海道で開催できることは、誠に光栄と思っています。
今、地域公共サービスをめぐる状況は大変厳しさを増しています。
地方交付税の削減や、自治体財政健全化法の具体化により、財政事情を理由とした住民サービスの切り捨てが一層進むものと考えられます。
今こそ、公共サービスを現場で担う自治労組合員が、この自治研集会を通じて、議論し、交流し合うことが必要です。
2007年4月に夕張市が財政再建団体となり18年間に及ぶ道を歩み始めました。そのことにより、262人いた職員が100人を割り込み、行政サービスのうち4割の事務事業が廃止され、住民サービスは大きく低下しています。
今集会では、夕張市でも分科会を行いますが、夕張の仲間たちが総力を挙げて皆さんとの交流を楽しみにしております。
また、今集会は昨年の10月開催から今年4月の開催に延期となり、改めて全国の仲間の皆さんのご協力をいただきながら、北海道実行委員会として伝統ある自治研全国集会を成功させるため、総力を挙げて奮闘して参ります。
秋の北海道も彩り豊かではありましたが、厳しい冬に耐え春の暖かい日差しを浴びたエネルギッシュな北海道を体感してください。
多くの仲間の皆さんの参加を心からお待ちしております
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